model(モデル)

入力グラフの距離行列の計算方法を指定します。

タイプ: 文字列, デフォルト: shortpath

距離行列は、すべてのノードペア間の理想的な距離を指定します。 neato は、これらの距離を最適に実現するレイアウトを見つけようとします。デフォルトでは、最短パスの長さが使用されます。ここで、各エッジの長さは len 属性によって指定されます。

  • model="circuit" の場合、neato は回路抵抗モデルを使用して距離を計算します。これは、クラスタを強調する傾向があります。
  • model="subset" の場合、neato はサブセットモデルを使用します。これは、エッジの長さを、端点のちょうど一方の隣接ノードの数に設定し、最短パスを計算します。これは、次数が高いノードを分離するのに役立ちます。

距離をより詳細に制御するには、model=mds を使用できます。この場合、エッジの len は、その頂点間の理想的な距離として使用されます。

最短パスの計算は、エッジで接続されていないノードペアのみに使用されます。したがって、完全なグラフを提供することにより、入力はすべての関連する距離を指定できます。

有効範囲
  • グラフ

注: neato のみ。

Graphviz コードベースで "model" を検索する